英文損益計算書 PL《ゼロから学ぶ英文国際会計実務セミナー資料解説 RI-Studies》
試算表で集計されたすべての取引高を財務諸表(決算書)に振り分けます。
損益計算書は英語では Income statement とされていることが多いようですが実際には様々な計算書名を目にします。省略するときは何故かほとんど PL といい、これは profit and loss からきています。
損益計算書 Income statement PLには、収益・費用損失とその差額である利益や損失が表示されます。
英文損益計算書 PL Income statement
PLの作成方法はほとんどが縦並びの報告式だと思います。ここで紹介しているのも一般的によく見られる報告式です。
収益から売上原価を差し引いた売上総利益を Gross Profit, 売上総利益から販売費および一般管理費を差し引いた営業利益を Operating Profit, 営業利益から営業外費用を差し引いた経常利益を税引前利益 Income before income tax, そこから法人税等を差し引いた当期利益を Net income などといいます。
利益・損失の名称はこれが絶対というものがなく、様々な言葉が使われています。
日本の損益計算書には 経常利益が表示され その後に 特別利益と特別損失の表示があり 税引前利益が表示されますが、欧米のincome statementには 経常利益の表示も 特別利益と特別損失の区分もありません。
グローバル経理の現場では
代表的な財務諸表(決算書)には、貸借対照表・損益計算書の他に、キャッシュフロー計算書、株主資本等変動計算書、また、製造業では製造原価計算書などがあります。
こうした財務諸表(決算書)の他に、グループ内での管理会計目的の報告書が何種類もあることが多く、締日前はもちろん締日後もとてもタイトなスケジュールになり、日本にいながら時差ボケ状態、頭の中は多言語・多通貨展開になっています。
What's next?
英語で会計5要素と等式から、これまで見てきた流れが、商品売買業やサービス業における、おおまかな一連の会計手続きです。
実際の国際取引会計処理はこれらを基礎として、国内取引と国外取引の区別、グループ内取引とグループ外取引の区別、コストセンターやレベニューセンターなど部門管理、付加価値税(消費税)や関税の処理、為替換算処理、繰延税金資産・負債の複数算定、会計基準の差異調整など、さまざまな作業が存在します。
製造業では、さらに、製造原価を決定するための計算とその会計処理が必要になります。
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