英文貸借対照表 BS《ゼロから学ぶ英文国際会計実務セミナー資料解説 RI-Studies》
試算表で集計されたすべての取引高を財務諸表（決算書）に振り分けます。
貸借対照表は英語では Balance sheet 略して BS といいます。
貸借対照表 Balance sheetには、資産 assets, 負債 liabilities, 純資産 net assets が表示されます。
英文貸借対照表 BS Balance sheet
BSの作成方法には勘定式と報告式があり、ここで紹介しているのは勘定式です。一般的によく見られるのは資産・負債・純資産がたてに表示される報告式だと思います。
資産の大区分の中に通常「流動資産」（current assets）と「固定資産」（non-current assets, fixed assets などといいます）などの中区分項目が置かれ、固定資産の区分内には「有形資産」（tangible assets）、「無形資産」（intangible assets)などのように小区分が設けられ、その中に勘定科目とその残高が表示されるのが一般的です。
負債の大区分の中に通常「流動負債」（current liabilities）と「固定負債」（non-current liabilities などといいます）などの中区分項目が置かれ、その中に勘定科目とその残高が表示されるのが一般的です。
資本（純資産）の区分は、国や企業グループによりさまざまな勘定科目と勘定体系になっているので、海外の英文貸借対照表はとても注意深く読み解かなくてはなりません。
グローバル経理の現場では
財務諸表（決算書）は、ローカル（現地）通貨・言語バージョンとグループ本部が使う通貨・言語バージョンの両方で作成されるのが一般的です。通貨の読み替えをTranslationといい、ここでもまた換算差額がでてきたりします。
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